第2回「ほんよみのつどい」レジュメ

日時:2020/07/05(日)9:30~11:30
開催場所:オンライン(Zoom)

今回の一冊

深夜特急1-香港・マカオ-

沢木耕太郎 新潮文庫

概要

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ!

TALK TOPICS

①「酔狂」な経験はありますか?

もしかしたら、私は「真剣に酔狂なことをする」という甚だしい矛盾を犯したかったのかもしれない。(p.25)
日本ではできないけど海外にいるからこそできることや、日本にいても「〇〇モード」だからできてしまうことってないですか? 旅行のときの「謎のスイッチ」(妙にテンションがあがるような)どんな時に入りますか? 旅行期間に断食して過ごすことを決意した友人、フィリピンでなぜか異なる国籍を名乗った友人など、みなさんのお話(お友達の話でも)をぜひ聞かせてください。

②旅行者にまつわる、一期一会の経験を教えてください。

少なくとも、王侯の気分を持っているのは、何がしかのドルを持っている私ではなく、無一文のはずの彼だったことは確かだった。(p.101)
「彼」が失業者であることから「タカられた」と感じてしまったのが切なく印象に残ったシーン。 現地の人との心がほぐれるふれあいや、現地の人とひょんなことから意気投合して仲良くなった出来事など、旅先での人との出会いについてお話ししましょう。 「現地の人」として日本への旅行者とふれあった経験もあればぜひ教えてください。

③自由にお話ししましょう!

印象に残ったシーン、読んでいて思い出したこと、感じたこと、etc.